まな板の上の鯉

歯の1本や2本で、何をグズグズとという感じではあるが、親不知を抜いた。

4本ある内左上は学生の頃に抜いていたのだが、あと3本あって、うち2本を抜いた。

まずは、右下。

その歯は横向きに生えていて、上に出ている部分は少ない。

過程は割愛するが、1時間20分、顎が外れるかと思った。

「中々素直に出て来てくれないね」等と患者の気を紛らわそうとする

サービス精神旺盛な歯医者であったことに感謝する。

最後に釣針のようなものと糸が出てきて、抜いた痕をを縫っていた。

2本のピンセットで縫合するところは、職人芸を見るようでちょっと得した気分になった。

そして右上。

これは何ともあっけなく30秒くらいで抜けた。


不安なのは麻酔が切れてから。腫れと痛みは3〜4日後がピークだそうだ。

「激しい運動とお酒は1週間ぐらい控えて下さい。」

あまりに抜く時痛かったので、素直に従おうと思う。

というかまず、口を開ける気になれない。